・上達型木刀とは?
通常の木刀とは異なり、竹刀を使用する「剣道」に特化した素振り木刀です。
・上達型木刀の特徴
柄は竹刀同様丸型をベースに「上達型」に、刀身は反りが無く、竹刀と同じ長さになっています。
重すぎず軽すぎない北海道産の楢(ナラ)材を使用することで、
バランスがよく手にしっくりと馴染む振り心地の良い木刀になっています。
木刀の峰部分を着色しているので、手元のみでなく視覚的にも刃筋を意識した素振りが出来ます。
・上達型木刀を使用すると?
正しい「手の内(握り)」で竹刀を振れるようになることで、竹刀を刀のように使用出来るようになり、
剣道の技術は各段に上がります。
相手の竹刀を「押さえる」「払う」「巻く」といった、竹刀の「鎬(しのぎ)」を使った高度な技術を習得しやすく、
「抜く」「すり上げる」「返す」「萎す(なやす)」など試合で有効な技は
手の内の完成度=技の完成度
となります。
剣道の上達と正しい握り方は密接に関係しています。
それは、現在の最高段位である八段の先生も「手の内(竹刀の握り方のこと)について、試行錯誤を続けておられることからも理解することが出来ます。